ミニコラム

キッチンカーのデザイン面でお役に立てるような短い記事を更新していきます。
これから開業しようとお考え中の方や、今あるタペストリーなどのデザインを見直したい方は、一度記事を読んでみてください!
きっとお役に立てる情報があると思います。

 1.幕デザインのポイント

①存在をアピール!

そもそもキッチンカーに幕が必要な理由は、目立つ・目につくからです。
キッチンカーを開店してすぐお客様が来てくれるのかというとそうではありません。
「ここに何かある」と気づいてもらい、興味を持ってもらうことで、次のステージに進むことが出来ます。目立つ色合いやデザインがあるだけでも、反応は得られます。

  

②一瞬で伝わるおいしさ

一瞬で料理のおいしさが訴求できているかは、キッチンカーの看板の中でも最も大事なことです。
そもそもキッチンカーは移動型なので、お客様がたまたま見かけて購入することが一番多いでしょう。
その時、購入するかどうかを判断するのはほんの一瞬の出来事です。

「あ、おいしそう!食べたい!買おう!」となってもらえるよう、幕のデザインに美味しそうな料理の写真を取り入れましょう。

  

③ターゲットを意識したデザイン

通る人に気づいてもらえるように目立つことは大事ですが、パッと一目見て、誰向けのものなのかもアピールしていきたいところです。
どういった傾向の料理を取り扱っているのかが一目でわかるデザイン性、といった方がいいかもしれませんね。
和・イタリアン・揚げ物・アイス等、色々なデザイン性で、表現できているとより伝わりやすくなるのではないでしょうか?

 2.タペストリーに載せる内容は?

キッチンカーの看板幕(タペストリー)をデザインする時、どのような要素が入っているといいのかご紹介いたします。幕のデザインはパッケージのデザインに似ているので、食品のパッケージを参考にしてみることをお勧めします。

  

料理の写真・イラスト

キッチンカーの幕デザインは、商品のおいしさがしっかりと伝わっていれば基本的にはOKです。
そのため料理の写真はとても重要で、おいしさが伝わる写真があれば、成功したも同然です。
もし写真で伝わりにくい場合は、イラストという選択肢もあります。
しかし写真のリアリティには理屈なしの説得力があるので、イラストだと写真に劣る部分も出てくるでしょう。

  

料理名

写真でどんな料理かわかっているもののの、やはり補足のために料理名の記述がある方がお客様は安心されます。
写真は本能的感覚(非論理)を刺激しますが、それに加えて文字を入れてあげることで、論理的思考を刺激するための説得力が増します。

  

屋号・ロゴ

お店の名前を覚えてもらい、幕のデザインがオリジナルであることをアピールするために、屋号の名前をデザインに取り入れましょう。ロゴのような個性的なデザインである方がより効果があります。
また、お店の名前が入っていることで、信用を高めることもできます。

  

料理の特徴

「○○産○○使用」・「ふわふわ食感」・「店長のこだわり製法」など、料理の特徴や説明文を幕の中に小さく入れるといいでしょう。
これはお客様が購入を迷っているときの後押しに役立ちます。
「今ここで買わなくても、また次の機会でもいいかな…」と購入を見送ろうとしているお客様が、
幕にある料理の特徴を見て「ふわふわ食感…これは今ここでしか食べられないかもしれない…買おう!」という感じで迷いを後押しすることが出来るかもしれません。

ここで買わなければいけない理由、今買わなければいけない理由を記載して、決断材料を提供してあげましょう。

 3.料理写真の重要性と撮り方のコツ

デザインにおいて写真はとても重要な役割を2つ持っています。

1つ目は、写真のクオリティー次第で訴求力が左右されることです。
美味しそうに撮られた写真と、そうでないものとの差は簡単に想像できると思います。

2つ目は、写真は何かを説明する時に、言葉を要しないアイテムで、とても影響力のある要素です。

これは今回の幕デザインに関わらず、写真のあるデザイン全般に言えることです。

  

そんなデザインにおいて重要な料理写真ですが、実際に幕に使用するうえでは、プロのカメラマンの方に撮ってもらうのが一番ベストです。
しかし敷居が高いと感じ、自分のスマホで撮影しようと試みる人も多いのではないでしょうか?

スマホで撮影された写真でも使用できないことはないですが、あまりにも元画像が悪いとPhotoshopのレタッチ技術ではカバーしきれないこともあります。
そのためスマホで撮影しようとお考え中の方は、以下の3点を意識して撮影を行ってください。

  

①明るいところで撮影する

可能な限り明るい場所で撮影するようにしてください。
一番ベストなのは、太陽光が当たっている周りが白い壁で囲まれた空間です。

  

②全体が入るように撮る

写真の全体を使用するか、一部を拡大して使用するかは、最終的にデザインのレイアウト次第です。
そのためレイアウトの構想がない場合は、商品全体を撮影してください。

もちろん構想が固まっている場合は、最初から一部のみを大きく撮っても構いません。

  

③近づきすぎない

大きく撮りたいからと、料理に近づいて撮影をすると、被写体がひずんで(膨張して)しまいます。
目安として30cm以上離れて、ズームの拡大モードで撮影するようにしましょう。

 4.タペストリー?鳩目幕?

キッチンカーに使用する幕には、タペストリー鳩目幕と呼ばれる2種類があります。
こっちの方がおススメ!というのはないので、それぞれの特徴を見てお選びください。

(現在は「鳩目幕」の取り扱いは行っておりません。申し訳ございません。)

  

タペストリー

上部を1点または2点で固定し、下の部分も2点で固定します。
上下に棒が入っているので、ヨレが少なく、設置したときに見た目が美しく仕上がります。

ただ左右は固定されていないので、風などの横からの衝撃には弱いです。

  

鳩目幕

穴に合わせてフックを車体に貼り付けます。
幕は直接フックにかけてもいいですし、フックと紐を組み合して固定すると、しっかりと貼ることが出来ます。

ただし設置方法によっては、若干たわむことがあります。

タテ 180cm・ヨコ 90cmタイプの幕であれば、8個の穴があり、すべて留めることで、風の衝撃を分散することが出来ます。



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