RGBとCMYKの違いとは?【原因と解決】
2021.04.24
こんにちは、パンフレット王国の河合です!
皆さんはパソコンで作成したデータを印刷してみたら、何だかイメージと違った…
そんな経験はありませんか?
実はこの原因は、RGBとCMYKという色表現の形式が関わっています。
そこで今回はRGBとCMYKの違いや活用シーンなどをご紹介させていただきます!
RGBとCMYK 発色の違い
RGBは「赤(RED)」「緑(GREEN)」「青(BLUE)」という光の三原色を指す言葉です。
混ざれば混ざるほど白に近づいていくことから、加法混色とも言われています。
CMYKとは「シアン(CYAN)」「マゼンタ(MAGENTA)」「イエロー(YELLOW)」の色の三原色にブラックを混ぜた発色形式のことです。
混ざれば混ざるほど黒に近い色になっていくことから、減法混色と言われています。
ただ、いくら混ぜても完全な黒にはならず、本物の黒と区別するためにCMYを混ぜて作った黒に近い色は、「KEYPLATE(キープレート)」と呼ばれ、最後の「K」を指しています。
活用シーン
RGBはWeb上のコンテンツ作成に適している
RGBはモニター上で使われる発色形式なので、Web上のコンテンツの作成に多用されています。
例:WEBサイトやCM動画、バナー広告など
CMYKはカラー印刷物の作成に適している
CMYKは印刷の色を表す形式なので、カラー印刷物の作成に用いられます。
例:ポスター、チラシ、店頭POP、商品パッケージなど
特徴と欠点
RGBの最大の特徴はCMYKよりカラースペース(色の領域)が広く、表現できる色が多彩なことです。
ただし、画面上で同じ数値でも、MacやWindowsの違い・周囲の明るさなどの環境・ディスプレイやモニターなどからの再現方法によっては、実際の見え方が人によって異なります。
CMYKの特徴は、色の三原色を混ぜ合わせることで、理論はあらゆる色を表現できることです。
1色あたり0%~100%で指定することが可能で、小数点以下の数値も指定できるため、表現可能な色数は計算上ではRGBより多いと考えられます。
ただ、実際に印刷してみるとわかりますが、そこまで細かい色の差は表現できないため、RGBなら表現できる原色に近い鮮やかな色などを再現できない場合もあり、RGBよりも表現できる色は少ないです。
また全く同じ色を指定していても、印刷機・インクの状態・用紙の違いなどの条件で、出力される色が微妙に異なることもあります。
まとめ
・RGBはWeb上のコンテンツ作成向け
・CMYKはカラー印刷物の作成向け
印刷物になるのか、Web上で公開されるのか...
それぞれの目的に合わせて、作成時のカラーモードを選択しましょう!
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