飲食店メニューの作り方【制作の基本からご紹介】

2021.06.01

飲食店メニューの作り方【制作の基本からご紹介】

こんにちは、パンフレット王国の河合です!
今回は飲食店のメニュー表の作り方についてご紹介したいと思います!

飲食店のメニュー表を作るとき「お客様が満足するメニューとは何だろう?」「注文が殺到する定番の人気メニューを作りたい!」など、色々な考えや悩みがあると思います。

メニュー表はお店の第2の看板となる重要なもの。完成度の高いメニュー表はお店の強みにもなります。
今回は作成の基本やおさえるポイントなどをご紹介させていただきます。

1.作成の基本

メニューを作るといっても、ただ単にメニューを作っていては他店との差別化は難しいです。
商品名や金額を羅列するだけでは不十分で、お客様の足を遠のかせてしまう原因にもなります。

まずは以下の5点を抑えておきましょう。


①お店のコンセプトとメニューのデザインを合わせる

②写真は美しいものを選ぶ

③一言文章を添える

④人は「限定」に弱い

⑤コストの計算をする


それでは一つ一つ見ていきましょう!

メニュー表をデザインする時はお店のコンセプトに雰囲気に合わせるように作成しましょう。
お店のコンセプトととして、対象がカップルなのか家族なのかでもお店の雰囲気やメニューの内容が変わってきます。
カップルから家族連れにも最適なメニューと他ジャンルが混ざっていると、お店がどの方向に進みたいのかコンセプトがわからなくなります。
コンセプトがわからないお店だと店内の雰囲気もごちゃごちゃになる傾向があるので注意しましょう。
あくまでも、決めたコンセプトを重視することを心掛けましょう。

お店のコンセプトとメニューを合わせる例としては、

◎カクテルなどがメインのバー:おしゃれでシックな素材やフォントを使用

◎親しみやすい居酒屋:勢いがあって元気のいい大き目の文字を使った明るめのデザイン

などがあります。

また時間帯によってメインの客層が変わるお店の場合は、ランチ用・ディナー用と2種類のメニュー表を用意しておくのも一つの方法です。

②写真は美しいものを選ぶ

飲食店のメニュー表には写真を載せることも有効です。
しかし単純に写真を撮って載せても、美味しく見えません。

「美味しく見える写真って?」「どうやって撮影したらいいの?」
なんて疑問も浮かぶことでしょう。

そこで活用するのがSNSです。
SNS人気の料理や風景の写真を真似てみましょう
素敵だなと思った写真の構造を参考に写真を撮ると、より美味しくきれいに見せることが出来ます。

何も考えないで撮影すると、料理に影が映ってしまったり、背景に目がいくような写真になったりしてしまいます。

きれいに盛り付けられた写真や見栄えのいい写真を載せると、視覚的に食欲を刺激することができるので、お客様も味のイメージが湧いて注文まで漕ぎつけることが可能です。
さまざまな角度からの写真を複数枚載せることで、想像力を働かせる手助けをしてあげましょう。

自分たちでの撮影が難しい場合は、プロに撮影をお願いするのもお勧めです。

飲食店のメニュー表には名前や金額だけでなく、メニューを想像しやすい文章料理のおすすめポイントを添えると、その料理の期待が高まり注文したくなります。

例えば、どの点がおすすめなのか具体的なポイント、限定生産の素材の使用、食材にどのような特徴があるのか、お店独自の調理方法など…一品ごとに料理へのこだわりがあるはずです。
こだわりを伝えることで「実際に食べたらどんな味がするんだろう...」と想像してもらい、料理への関心を高めて注文に結び付けましょう。

もしかすると、食材へのこだわりがお客様にもあり、メニューに一言添えただけで注文に繋がることもあるかもしれません。取り組む価値はあります!

できれば、シズル感を添えるのがお勧めです。

豆知識:シズル感とは、ひんやり・グツグツ・ジュ~ジュ~など、その料理を頭の中で想像させられるような言葉。五感を刺激するような感覚のこと。

④人は「限定」に弱い

メニュー表に限った話ではありませんが...
「期間限定」や「20食限定」など限定の表示があると、
ついつい注文したくなりませんか?

大抵の人は、限定の文字に弱いのであるとつい注文したくなるものです。
常連として来店してくれるお客様にも満足してもらい、飽きずに通ってもらうことができるので、ぜひこの工夫を取り入れてみてください!

限定と言っても難しく考えずに、定番メニューに何かを少しプラスしたメニューを出すだけでもOK!
もし限定メニューの評判が良ければ、レギュラーメニューに昇格させるのもいいかもしれませんね。

コツとしては、軽い実験感覚で取り組んでみてください

メニューとしては人気でも、商品が出るたびに赤字になっていては、お店として成り立ちません。
原価が割れないように、原価はどれくらいが妥当か、調理に時間はかからないかなどを計算することも大切です。
「繁盛しているのに利益がなかなかでない!」なんてことにならないように、コスト算出はしっかりと行いましょう。

2.おさえるポイント

次にメニュー表を作るうえでおさえておきたい4つのポイントを紹介させていただきます。


①レイアウト

②看板メニュー

③価格で視線誘導

④多言語に対応したメニュー

では一つずつ見ていきましょう。

人の視線はアルファベットの「Z」「F」のように移動します。
そのため、おすすめや人気メニューは「Z」の書き出しとなる左上に掲載することをお勧めします。

豆知識:【Zの法則】【Fの法則】と呼ばれ、左から右に、上から下に、目で物を見る習慣があるからです。


メニューを作成したら、第三者に見せて評価してもらうと、メニューの質を上げていくことが出来ます。

飲食店といえば、看板メニューというものが存在します。
そして看板メニューは、メニュー表で特に目立たせていきましょう。

目立たせる一番簡単な方法は、写真や文章を大きく載せることです。
例えば、

◎1ページ目に看板メニューの写真だけを大きく載せて際立たせる

◎看板メニューの写真を中央に配置して、周りを定番メニューの写真で囲む

などの工夫もあります。

飲食店のメニュー表で客単価を上げる方法があるのはご存じでしたか?
方法としては色々ありますが、例えば希少価値の高い食材を使った数量限定メニューや、旬の食材を使った期間限定メニューの提供などがあります。
1-④でも説明した通り、人は限定という言葉に弱いです。
「今のうちに食べておかないと損をする…」という心理が働くので、値段が高くても納得してくれます。

またコース料理などの価格帯が異なる3種類を用意することも有効です。
人は、上・中・下と3種類ある場合、中を多く選び、次に上を選ぶ傾向があります。
そのため、頼んでほしい・売れてほしいメニューなどを「中」に設定しておけば、お客様の心理をある程度コントロールすることが可能です。

近年は海外から日本に訪れる人も多く、レストランに行ったら隣のテーブルに座ってる...
なんてこともよく見かけますよね。
(2021年現在はちょっと減ってると思いますが…(--;)ヤレヤレ)

まあそれでも、飲食店に来る海外の人は一定数はいるわけで...
もしメニュー表を手に取って日本語しか書いていなかったらどう思うのでしょうか?

日本語が読める・話せる人は特に問題ありませんが、当然日本語を理解できていない人々もいます。
その場合メニュー表に載っている写真だけで判断するしかありません。
写真がなく文字だけで記載されている料理を頼むことはほとんどないでしょう。

しかしここで多言語に対応したメニュー表があるとどうでしょうか?
写真がない料理でも、文字を見ればなんとなく
料理の想像がついて注文…なんてこともありえますね。

 

用意する言語の例としては、世界的な公用語である「英語」はもちろん用意しておきましょう。
ただ日本はアジア圏からの観光客も多いので、英語だけでは対応しきれないこともあります。
そんなときのために「中国語」や「韓国語」のメニューがあると、海外のお客様にとって親切であり、お店側にとっても注文の機会損失をなくすことが出来ます。


メニュー表の用意の仕方は色々ありますが、今回はお勧めの2パターンをご紹介しておきます。

◎日本語で作成してある通常メニューの料理名の下に多言語も載せる

◎多言語のみに特化したメニュー表を数冊用意しておく
(1冊のみでは、大人数や複数グループ同時に来店した時に対応できなくなってしまいます)

 

また多言語に対応したメニューを用意しておくと、いざという時お店のスタッフも慌てずにスムーズな対応をすることが出来るでしょう。

まとめ

いかかでしたでしょうか?今回は飲食店のメニュー表の作り方について紹介させていただきました!

メニュー表はお店の第2の看板です。
簡素なメニュー表では、「どんな店なのかな?」「料理は美味しいのか?」などとイメージが湧かずお客様が注文しにくい状況を作り出してしまいます。またリピートにも繋がりにくくなるでしょう。

独自性を持たせ、お店のコンセプトを明確にしたメニュー表を作りましょう!

弊社では、メニュー制作も承ります!
まずはお見積りからだけでも、お気軽にお電話ください!
その他気になる点・ご質問などございましたら、お問い合わせください。

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