チラシのQRコードにアクセスしてもらう方法は?掲載方法や注意点も
2024.06.14
チラシにQRコードを掲載してWEBページへ誘導するマーケティング方法は、デジタル化が進む中で注目を集めています。
本記事では、チラシのQRコードを利用してアクセスを促進する方法や、掲載の際に注意すべきポイントについて探ります。
-目次-
そもそも『QRコード』とは?
QRコードとは、正方形型のバーコードです。
「Quick Response」の頭文字を取ってQRコードと呼ばれており、その名のとおり読み取り速度が素早いことが特徴のひとつです。
QRコードの読み取りはスマホカメラをかざして行い、成功すると自動的にWEBページへつながります。
チラシのQRコードにアクセスしてもらうための掲載方法
チラシのQRコードにアクセスしてもらうには、掲載方法に工夫が必要です。
以下では、アクセスされやすくなるQRコードの掲載方法を紹介します。
アクセスしやすい場所にレイアウトにする
チラシのQRコードにアクセスしてもらうためには、まずQRコードがあることがわかりやすくアクセスしやすい場所にレイアウトすることが重要です。チラシにQRコードを掲載していても、ターゲットにとってわかりにくい場所にある場合はアクセスしてもらえません。
QRコードへのアクセスを促すためのレイアウトとしては、コードの周囲を枠で囲むのがもっとも効果的です。
そのほかにも、情報を詰め込みすぎずある程度余白を取り、視線が長く留まる場所にコードを配置することも効果的です。
両面印刷の場合は両面に掲載する
チラシが両面印刷の場合は、両面にQRコードを掲載することもアクセスしてもらうために効果的です。
QRコードをチラシの両面に入れておけばその分ターゲットの目に触れる機会が多くなり、レスポンス率も高まります。
ただし、両面チラシの裏表にQRコードを掲載する場合はいくつかの注意が必要です。
紙の厚さが薄すぎると、裏面のQRコードが裏写りして読み取れないことがあります。
そのため、チラシの両面にQRコードを載せる場合は厚さが0.1mm程度の用紙を使うのがおすすめです。
また、紙の種類にも注意が必要です。コート紙などの光沢がある紙だと、光を反射してしまいQRコードが読み取れない場合があります。
チラシにQRコードを掲載する場合は、マットな用紙を選びましょう。
読み取りたくなるキャッチコピーと共に掲載する
チラシのQRコードにアクセスしてもらうためには、QRコードを読み取りたくなるキャッチコピーを一緒に載せるのがおすすめです。
キャッチコピーがあるとターゲットをQRコード読み取りまでに誘導しやすく、レスポンス率がアップします。
キャッチコピーを考える際は、QRコードを読み取ることでどのようなメリットがあるのかを端的に伝えられる言葉を選びましょう。
「ドリンク一杯無料サービス実施中」「10%オフクーポン配布中」など、特典を推すキャッチコピーがおすすめです。
効果測定をしやすい仕組みで掲載する
チラシのQRコードにアクセスしてもらうには、効果測定しやすい仕組みを使って掲載する方法もあります。
効果測定とはその名のとおり、QRコードの効果を分析することです。
チラシの枚数に対してQRコードのアクセス件数は何件か、そのうち希望するアクションは何件行われたか、サイトの滞在時間や離脱率がどれぐらいか、などを分析します。
QRコード自体に工夫を凝らせば、このような効果測定がしやすくなります。地域ごとに違うQRコードを掲載したり、追加で配布するチラシのQRコードを既存のものと変えたりすることで、効果測定がしやすくなり、よりQRコードへのアクセスも見込めます。
チラシにQRコードを掲載する際の注意点
読み取り能力に支障をきたすことなくチラシにQRコードを掲載したい場合に、守るべき7つの注意点について解説します。
掲載サイズに注意する
チラシにQRコードを掲載する際は、第一に、QRコードのサイズに注意しましょう。
QRコードの掲載サイズが小さすぎると、スマホカメラで読み取ろうとしたときにピントが合わず、読み取れない場合があります。
チラシにQRコードを記載するときのサイズは、小さくても15 mm × 15 mm以上にしましょう。
また解像度は、300 dpi〜350 dpi程度を目安としましょう。これ以上小さくすると、粗くなり読み取れない可能性があります。
チラシの入稿前は1度実寸大で印刷してみて、問題なくQRコードが読み取れるか試してみましょう。
複数のコードを掲載しない
チラシにQRコードを掲載するときは、複数のコードを掲載しないことも重要です。
複数のQRコードを近くに配置してしまうと、うまく読み取れないことがあります。
そのため、チラシにQRコードを掲載するときは1つだけに留めましょう。
複数のQRコードを掲載したい場合は、QRコードを1つにまとめましょう。
ネットで検索すると、複数のQRコードを1つのコードにまとめられるサイトがあります。
そのようなサービスを使って、チラシに載せるQRコードを最適化しましょう。
余白は2 ㎜程度残す
チラシにQRコードを掲載する際は、コードの周りの余白を2 mmは残しましょう。
QRコードの周りに余白がないと周囲の文字などと一緒にコードが埋もれてしまい、読み取りがしにくくなってしまいます。
よってQRコードの周りに余白があると、背景と同化せずにコードの読み取りがしやすくなります。
限られた紙面の中により多くの情報を載せたいからといって、QRコードの周りをトリミングなどはしないようにしましょう。
薄い色での掲載はしない
チラシにQRコードを掲載するときは薄い色ではなく、濃くハッキリとした色でコードを掲載することも大切です。
QRコードは、色付きでも読み取りが可能です。
しかし、読み取りやすさでいうと、白黒でコントラストがハッキリとしているほうがおすすめです。
配色などにとくにこだわりがない場合は、QRコード部分は白背景に黒色を使って印刷しましょう。
そうすることでコントラストがハッキリして、QRコードが読み取りやすくなります。
縦横の比率を変倍しない
QRコードの縦横の比率を変えないことも、チラシにQRコードを掲載する際に重要なことです。
QRコードは、構成要素である白黒1:1の比率が保たれていないと、エラーが発生して読み取りがしにくくなります。
正方形のコードの中には多数の情報が詰まっているため、少しでもコードが歪んでしまうと正常に読み取れなくなってしまいます。
チラシに掲載するためにQRコードの拡大や縮小をしたいときは、くれぐれも縦横の倍率は変化させないように注意しましょう
反射しやすい紙は使用しない
チラシにQRコードを掲載するときは、反射しやすい紙は使わないようにしましょう。
光沢紙やラミネート加工がされた用紙は光が反射しやすく、QRコードがうまく読み取れないことがあります。
チラシに使う用紙は、マット紙のような光沢のないものがおすすめです。
入稿時はサンプルとして本物の紙を使って1枚印刷してみて、QRコードが読み取れるか確認しましょう。
「QRコード」は商標登録されているので記載に注意
チラシにQRコードを掲載する際は、QRコードを表す文言にも注意が必要です。
「QRコード」とは、株式会社デンソーウェーブが商標登録している言葉です。そのため、商用利用をする場合は許可が必要です。
また、商用利用をしない場合でも登録商標文の記載が必要です。
チラシにQRコードを記載するときは、「QRコード」という言葉をそのままは使わないほうがよいでしょう。
「QR」「スマホサイトはこちら」「10%オフキャンペーン実施中など」、QRコード以外の言葉で表したり、キャッチコピーで誘導したりするのがおすすめです。
チラシに載せるQRコードの作成方法
QRコードは、無料でだれでも簡単に作成できます。ここではチラシに掲載するQRコードの作成方法を、4ステップに分けて紹介します。
チラシのQRコードを作るには、誘導したいWEB広告ページや公式のホームページなどのURLを用意しましょう。
使用するURLは、チラシに掲載するもの専用を作るのがおすすめです。
既存のURLを使うと、アクセス件数に検索などからの流入も含まれてしまいます。
一方チラシ用のURLを使ってQRコードを作れば、検索流入とチラシからのアクセスを分けられるため、効果測定がしやすくなります。
チラシ専用のURLを用意できたら、QRコードに変換します。
URLをQRコードに変換・作成するには、ネット上のサイトを利用します。
URLを貼り付けて作成ボタンをクリックすれば、すぐにQRコードが作れます。
またサイトによっては、セルのサイズやセルの色や背景色、画像形式などもお好みで選択できます。
QRコードが作成できたら、いよいよチラシにレイアウトします。
QRコードをチラシに配置するときは、大きさは縦横15mm以上にする、縦横の比率は変えない、QRコードの周囲は白く余白を残す、目立つように枠で囲うなどの点に注意しましょう。
QRコードをチラシに載せて配布したら、効果測定をしましょう。Googleアナリティクスのようなアクセス解析ツールなどを使って、QRコードのアクセス率や購入数などを分析します。その結果をもとにチラシのデザインやQRコードの配置などを変えて、QRコードの効果をより高めていきましょう。
チラシにQRコードを掲載するメリット
QRコードをチラシに掲載すれば、さまざまなメリットが得られます。
ここでは、チラシにQRコードを載せることで得られるメリットについて紹介します。
紙媒体からWEBへの導線が作れる
チラシにQRコードを掲載するメリットは、QRコードによってチラシという紙媒体からWEBへの導線が作れることです。
QRコードはスマホカメラで読み取るだけで、簡単にWEBページにつながります。URLの入力が必要ないため、読み取り側にとっても便利です。
また情報提供の点においても、チラシなどの紙媒体よりもWEBのほうがより効率的に行えます。
WEBサイトのデザインを変更してページ誘導をするよりも、QRコードを載せたチラシを配布するほうがコストはかからないというメリットもあります。
レスポンス率が上がる
チラシにQRコードを掲載する2つめのメリットは、レスポンス率が上がるという点もあります。
今までオフラインで広告を出していた際は、レスポンスにつながらない理由のひとつとして、電話やハガキで連絡を取るのが面倒ということもありました。
しかし、チラシにQRコードを設置すれば、カメラで読み取るだけで購WEBページへ誘導できます。
ハガキを出したり電話をかけたりするよりも手間が少ないため、レスポンス率の向上が期待できます。
載せきれない情報を提供できる
チラシだけでは載せきれない情報を追加で提供できることも、チラシにQRコードを掲載するメリットのひとつです。
チラシという小さく平面的な媒体では、提供できる情報がどうしても限られてしまいます。
一方チラシにQRコードを載せてWEBへ誘導できれば、チラシよりも詳細にわかりやすく情報伝達ができます。
さらにWEBなら他のページに飛ぶリンクを複数配置できるため、ターゲットにとって興味のある情報や関連する情報まで追加で提供できます。
読み取りがしやすく遷移するハードルが低い
チラシにQRコードを掲載する4つめのメリットは、読み取りやアクセス、ページ遷移などがしやすいことです。
QRコードはカメラをかざすだけでWEBページにつながるため、スマホを持っていれば誰でもアクセスできます。
また、アクセス後のWEBページ上でも、画面をスクロール、タップするだけで知りたい情報につながります。
検索などでイチから情報を探し当てるよりも、QRコードを読み取るほうが簡単です。
効果測定がしやすい
効果測定がしやすいことも、チラシにQRコードを掲載するメリットといえます。
チラシにQRコードを載せたら、併せてどのくらい効果があったかの分析も行いましょう。
チラシからWEBへの流入経路や商品購入数などを詳しく分析できれば、チラシによる広告効果をより高められます。
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