チラシは置き方を工夫すれば手に取ってもらえる!効果的な置き方を紹介
2024.06.18

お店の出入り口にチラシを置いても、なかなか手に取ってもらえないことはありませんか。
実はチラシに興味を持たせるには、置き方に工夫が必要です。
この記事では、人の目を惹きつけて手に取ってもらえるチラシの置き方を紹介します。
-目次-
- チラシの置き方にはどのような種類がある?
- 直置きで設置
- チラシスタンド・ラックに入れて設置
- ランチョンマットとして設置
- チラシを持ち帰ってもらうための置き方の工夫
- チラシの内容と関係性のある場所に設置する
- 手に取りやすい導線に置く
- チラシを設置する高さを考える
- チラシに気づいてもらえる工夫をする
- 店舗の内外に設置する
- チラシの置き方で気を付けるべきポイント
- 風や水濡れに注意する
- 設置後の管理を徹底する
- チラシを設置できるおすすめの場所
- 自店
- 他店
- 宿泊施設
- 書店
- スーパー・コンビニ
- 駅
- 行政機関
- チラシ制作の相談は「パンフレット制作王国」へ
1.チラシの置き方にはどのような種類がある?
チラシの配布効率を上げるには、どのような置き方をしたらいいでしょうか。
ここでは、チラシを手にとってもらうための置き方について、メリットとデメリットを交えながら解説します。
⑴直置きで設置
チラシを設置する方法のひとつに、直置きがあります。直置きでチラシを設置する場合は、レジの横やサッカー台などにまとめて置くのが一般的です。
以下では、チラシを直置きで設置するメリットとデメリットを紹介します。
メリット
チラシを直置きで設置するメリットは、コストがかからない点です。
ターゲットの目にとまる場所に置いておけばいいだけなので、一時的にチラシを置きたい場合におすすめです。
レジ横やサッカー台などに設置すれば、自然と人の目に留まりやすくなり、手にとってもらえる確率が高まります。
デメリット
チラシを直置きで設置するデメリットは、管理が大変なことです。
一箇所にまとめておいてあると、風で飛ばされてバラバラになってしまったり、落として散乱してしまったりする可能性が高くなります。
また、クーポンなどの特典が付いているチラシを直置きしている場合、大量に持っていかれてしまっても気づかないリスクもあります。
⑵チラシスタンド・ラックに入れて設置
チラシを置く方法には、チラシスタンドやラックに入れるやり方もあります。
チラシスタンドやラックは、スーパーや飲食店の出入り口やレジ横などに設置してあることが多いです。
また種類もさまざまで、テーブルに置ける小型タイプやマガジンラックタイプ、回転が可能なタイプなどがあります。
メリット
チラシをスタンドやラックに入れておく方法のメリットは、複数のチラシの設置や配布が可能なことです。
チラシを一時的に置くのではなく、定期的に配布する場合は、スタンドやラックに入れるとキレイに管理できます。
出入り口に設置しても風で飛ばされる心配がなく、見た目もキレイです。
デメリット
デメリットは定期的に複数のチラシを設置する予定でない場合は不向きな点です。
チラシを1種類だけ設置したい場合や、一時的に置きたい場合、チラシスタンドやラックは見た目的にもコスト的にも不適格です。
このような場合は直置きや、次のランチョンマット形式で設置する方法がおすすめです。
⑶ランチョンマットとして設置
飲食店でチラシを見てもらいたい場合は、ランチョンマットとして設置するのがおすすめです。
机の上に透明なランチョンマットを敷いて、その間にチラシを挟んだり、トレーと食器の間にチラシを設置したりする方法があります。
メリット
チラシをランチョンマット代わりに設置することのメリットは、ターゲットの視線を自然にチラシへと誘導できることです。
机や食器トレーのように、食事をするときに自然に目に入る場所にチラシが設置されていれば、人の目にとまりやすくなります。
多くの人に違和感なくチラシを見てもらえれば、宣伝効果も高まります。
デメリット
デメリットは持ち帰りができないことです。
机と透明なランチョンマットの間にチラシを挟んで設置する場合、複数枚は置けないため、ターゲットに持って帰ってもらう分までは設置できません。
またトレーの上にチラシを置く場合も食事中に汚れてしまうことが多く、わざわざ持って帰る人はほとんどいません。
そのためランチョンマット代わりにチラシを設置する場合は、あらかじめチラシにQRコードなどをつけておきましょう。
WEBページやSNSのアカウントに誘導できれば、チラシを持って帰らずとも宣伝が可能です。
クーポン配布などの特典をつければ、アクセス率がさらにアップします。
2.チラシを持ち帰ってもらうための置き方の工夫
チラシを持って帰ってもらうには、設置場所や設置形式に細かい工夫を加える必要があります。
ここでは、チラシを持ち帰ってもらうための置き方のコツを5つ紹介します。
⑴チラシの内容と関係性のある場所に設置する
チラシを持ち帰ってもらうための置き方の工夫の1つめは、チラシの内容と関係のある場所に設置することです。
たとえば、お店のお得情報や求人情報が載っているチラシは、出入り口やサッカー台の上、お店の外などに設置するのがおすすめです。
たくさんの人に見て持ち帰ってもらいたいチラシは、多くの人の目にとまる場所に置いておきましょう。
特典としてクーポンや割引券などがついているチラシは、お店の中だけに設置しましょう。
レジの横など、常にお店の人の目の届く場所に置いておくと安心です。
特典のあるチラシを人の目の届かない場所に置くと、持ち去りなどの被害を受ける場合があります。
⑵手に取りやすい導線に置く
チラシを持ち帰ってもらうためにできる置き方の工夫には、手に取りやすい場所や視線が向けられやすい導線上にチラシを置くことも挙げられます。
お店の中でチラシがよく設置される場所といえば、出入り口やレジの横、サッカー台の上などがあります。
また飲食店なら机の上や、ランチョンマット代わりに食器トレーの上に置かれることもあります。
これらの場所にチラシが設置される理由は、いずれもターゲットの目にとまりやすく手に取りやすいためです。
チラシを設置するなら上記のように、人の往来が多い場所や立ち止まることが多い場所が最適です。
飲食店の場合はテーブルにいる時間が多いため、机の周りにも適度に配置しておきましょう。
⑶チラシを設置する高さを考える
チラシを見えやすい高さに設置することも、持ち帰ってもらうための置き方の工夫のひとつです。
マーケティング会社が行った研究によると、陳列棚において人の視線に入りやすく手に取りやすい商品はもっとも売上率が高くなることがわかっています。
垂直型のゴンドラの場合は85cmから150cm程度の中段部分、張り出し型のゴンドラの場合は10cmから51cmの下段部分に設置した商品に多く売上が集中します。
これは、チラシの設置の際にもいえることです。
もっとも持ち帰ってほしいチラシを人の視線にとまりやすい、あるいは手に取りやすい高さに設置すれば、高いピックアップ率が期待できます。
使用するチラシスタンドやラックに合わせて、チラシの設置順を検討してみましょう。
⑷チラシに気づいてもらえる工夫をする
チラシを持ち帰ってもらうには、チラシがあることに気づいてもらえるように置き方を工夫することも必要です。
お店での人の視線の動きは素早く、1つのものを何秒間も見つめることはほとんどありません。
チラシを配布するためにスタンドなどを設置しても、そもそもチラシに気づいてもらえなければ、持ち帰ってもらうこともできません。
そのためチラシを設置するときは、まずチラシに気づいてもらうことが重要です。
設置場所の近くにチラシがあることを案内する文言を表示させたり、チラシスタンドやラックにキャッチコピーを添えたりする工夫が必要です。
チラシを目立たせるようなアレンジをして、ピックアップ率を高めましょう。
⑸店舗の内外に設置する
店舗の中だけでなく外にもチラシを設置すれば、持ち帰ってもらえる確率が高まります。
チラシは店内に設置されることが多いです。
店内にチラシを設置することのメリットとして、チラシの内容に興味のある人に持ち帰ってもらいやすくなることです。
デメリットとしては、チラシを持って帰る可能性のある人数の母数が、お店に訪れた人に限定されてしまう点です。
しかし店内だけでなく店外にもチラシを設置すれば、チラシを持ち帰ってもらいやすくなります。
店外ならお店に訪れていなくても、近くを通った際にチラシに興味を持ち、手に取ってもらえる可能性があります。
お店の外の人にもチラシがあることを知ってもらえれば、より多くの人にチラシを手にとってもらえます。
3.チラシの置き方で気を付けるべきポイント
チラシを手にとって持って帰りたいと思わせるためには、キレイな状態で管理することも重要です。
以下では、チラシを設置管理するときのポイントについて紹介します。
⑴風や水濡れに注意する
チラシの置き方で気をつけるべき1つめのポイントは、チラシが風で飛ばされたり雨水などで濡れたりしないようにすることです。
チラシは出入り口や、そこに近いレジやサッカー台などに設置されることが多いです。
しかし屋外から近い場所に置くと、外からの雨風でチラシが汚れてしまうことがあります。
チラシは透明なチラシケースに入れる、天気の悪い日はチラシの設置場所をより店内寄りにするなどの対策が必要です。
飲食店にチラシを設置する場合も汚れないように対策をしましょう。
テーブルの上に透明なランチョンマットを敷いてその間にチラシを挟み、チラシにラミネート加工を施して汚れが染み込まないように工夫をします。
またチラシの用紙に再生紙などコストの低い紙をあえて使用し、使い捨てを前提としてチラシを配布するのもおすすめです。
⑵設置後の管理を徹底する
チラシの置き方で気をつけるべきもうひとつのポイントは、設置後の管理も怠らずに行うことです。
チラシは置いて終わりではありません。
定期的に枚数を確認して足りないときは補充をする、ピックアップ率を確認してディスプレイ順やスタンドの配置場所を変える、効果測定を行うなど、設置後にもやることはたくさんあります。
チラシスタンドがあっても中身がスカスカでチラシがないと、管理が行き届いていない印象を持たれてしまうため注意しましょう。
また、チラシを配ったあとに効果測定を行いましょう。
何枚のチラシが持って帰られたか、どこに設置していたチラシのピックアップ率が高いか、クーポン獲得や会員登録などのレスポンス率はどのくらい高いか、などを確認しましょう。
効果測定を行えば、その後のチラシのピックアップ率をさらに高められます。
4.チラシを設置できるおすすめの場所
チラシが設置できる場所には、いくつかのおすすめスポットがあります。
ここではチラシを設置するためのおすすめの場所を紹介します。
⑴自店
チラシを設置したいときは、まずは自分のお店に置いてみましょう。
自分のお店なら設置方法やレイアウトを自由に決められるため、自分の思い通りにチラシが置けます。
効果測定の結果をみて、配置の仕方を変えることも簡単にできます。
⑵他店
チラシを配布するターゲット層を拡大したり、新規の顧客を獲得したりしたい場合は、自分のお店だけでなく他のお店にもチラシを置かせてもらいましょう。
系列店や交流のあるお店などは、お互いのお店のチラシを置くという提案なら相談がしやすいです。
⑶宿泊施設
ホテルや旅館、民泊などの宿泊施設も、チラシを置かせてもらいやすくピックアップが期待できる場所です。
宿泊施設を利用するお客さんはその周辺地域に詳しくない方が多く、飲食店などおすすめのお店を知りたいと思っています。
ビジネスホテルなど食事を提供していない宿泊施設だと、より飲食店などのチラシを置かせてもらいやすいです。
⑷書店
書店も、チラシを置くのにおすすめの場所のひとつです。
書店は子どもから大人まで、さまざまな人が立ち寄るお店です。
チラシを置かせてもらえれば、幅広い年齢層への宣伝効果が高まります。
⑸スーパー・コンビニ
チラシを置く場所として外せないのが、スーパーやコンビニなどです。
スーパーやコンビニは、主婦や学生などが多く利用します。
パートやアルバイトなど求人のチラシなどを設置する場所として効果的です。
⑹駅
駅は、街中で人がもっとも多く行き交う場所です。
地元の方だけでなく周辺地域の方も利用するため、それだけ拡散力や宣伝効果が強いといえます。
新規顧客の開拓などを狙いたい場合は、ぜひ駅にチラシを置かせてもらいましょう。
⑺行政機関
チラシは、市役所などの行政機関に置かせてもらうことも可能です。
チラシを行政機関に置きたい場合は各機関の担当部署に連絡をして、チラシを見てもらい設置許可をもらいましょう。
〒468-0065 愛知県名古屋市天白区中砂541
★公共交通機関でお越の方は
地下鉄名城線「八事駅」より市バス「島田住宅行」乗車、市バス「島田橋」下車、徒歩3分