イベントチラシの作成方法を解説!集客につながるポイントや注意点も
2024.06.26
宣伝に効果的な見やすいチラシを作成するには、単に情報を詰め込むだけでは不十分です。
見やすいチラシの多くは、レイアウトのコツを取り入れて作られています。
本記事では見やすいチラシ作りのためのレイアウトのコツ10や、フォントの選び方や配色の工夫について紹介します。
-目次-
イベントのチラシを作成するメリット
イベントの告知には、さまざまな方法があります。
WEBサイトやSNSなどを利用した方法もひとつですが、チラシはそれらの広告媒体とは異なる特性があります。
イベントチラシを作成するメリットを紹介します。
ターゲットに合わせたアピールができる
イベントチラシは、参加してほしいターゲット層に向けてアピールが可能です。
イベントを開催する目的やターゲットを明確にしてチラシを作成することで、ニーズがマッチする方の目に留まりやすくなります。
「女性におすすめ」「就活生必見」など、わかりやすくキャッチコピーを入れたり、デザインをイベントの雰囲気に合わせたりすると、ターゲットにアピールできる効果的なチラシとなります。
イベントの魅力、特徴を具体的に伝えられる
見チラシは一目で見ただけでイベント情報や訴求ポイント、お得な参加特典などが伝わりやすいように工夫してまとめられています。
作成のポイントや注意点は後述しますが、手にとった人にイベントの魅力や特徴を具体的に伝えられる点がイベントチラシのメリットのひとつです。
チラシ配布方法の自由度が高い
イベントチラシを作成すると、街中や駅前でターゲットに向けてチラシを配布したりイベント施設から徒歩圏内の地域にポスティングしたりと、さまざまな配布方法を選択できます。
たとえば、イベントのターゲット層が20代~30代女性の場合、ショッピングモールやカフェなど立ち寄りそうな場所にチラシを設置させてもらう方法があります。集客効果が見込めるような配布場所や、方法を選択できるなど、配布方法の自由度が高い点がイベントチラシのメリットです。
コストを抑えた宣伝ができる
チラシ作成のコストは、ホームページを作成する、看板を立てるといった宣伝方法に比べると経済的です。
また、自社内にコピー機があれば印刷を内製化できるため、初心者でも始めやすい宣伝方法です。
低予算でイベントの集客を狙えるようになる点は、イベントチラシ作成を行うメリットといえるでしょう。
イベントのチラシを作成するデメリット
イベントチラシはコストを抑えつつ、ターゲットに魅力を伝えられる自由度の高い宣伝方法です。
しかし、デメリットな部分もあることを把握しておきましょう。
掲載できる情報量に限りがある
イベントチラシは、サイズに限りがあります。
WEBの場合は、画面をスクロールし、ページを遷移すればいくらでも情報量を増やせますが、チラシの場合は紙のサイズに合わせて必要な情報を載せなければなりません。
イベントの内容以外にも、運営会社の情報やイベントに対する想いなど、伝えたい内容はたくさんあるでしょう。
しかし、チラシを見て一目で魅力が伝わるようにするには、掲載する情報を取捨選択しなければなりません。
限られた紙面の中でイベントの魅力を伝えつつ、イベントに来場してもらえるような内容を正しく伝えなければならない点に注意が必要です。
長期間の効果は期待できない
チラシの宣伝効果には即効性がありますが、一方で長期的な効果はあまり期待できません。
チラシは一目見て情報を把握し、読み手にとって必要か不要かが瞬時に判断されるものです。
そのため、チラシを手にしてもすぐに捨てられてしまうこともあります。
しばらくチラシを手元においてイベント参加を検討するケースを除き、長期的な宣伝効果は継続できない可能性があるのはこのためです。
そのため、イベント期間まで継続的にチラシを配布する必要があります。
イベントチラシに記載するべき項目
イベントチラシに記載する項目は、おもに下記のような内容です。
キャッチコピー |
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開催日時 |
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イメージ画像
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● イベント内容 ● コンセプト |
● メニュー ● 料金 ● 特典 |
開催場所・アクセス方法 |
作成のポイントについては次項で詳しくご紹介します。
集客につなげるイベントチラシの作成ポイント
イベントチラシはおしゃれなデザインで、情報がたくさん載っていればよいわけではありません。
集客につなげるには、以下のポイントに注意して作成しましょう。
イベントの詳細を整理しておく
イベントの情報を洗い出し、掲載する内容を整理することから始めます。
イベントの概要や開催日時などの情報、申し込み方法、主催者の情報や連絡先などです。
チラシの読み手がイベントの内容を把握して申し込み、参加してもらうまでに必要となる情報を網羅していることが大切です。
ターゲットを明確に設定しておく
イベントチラシを作成する場合、イベントに参加してほしいターゲットを明確に設定しておく必要があります。
ターゲットが明確になるとチラシのタイトルや、その他に記載する情報を決めやすくなります。
たとえば「受験対策」をテーマとした場合、学生本人がターゲットなのか、それとも保護者向けなのかを明確にしておくとよいでしょう。
また、ターゲットの明確化はチラシデザインの方向性にも大きく影響します。
若い女性がターゲットの場合と、シニア層がターゲットの場合では、使用するフォントやカラーも変わってきます。
訴求したいポイントは1つに絞る
イベントに参加することで、どのようなメリットがあるのかを伝えることが集客につながります。
イベントに参加すると何を体験でき、どういった気分になれるのか、どのような結果が得られるのかなど、参加者のメリットを挙げていきます。
そして、その中でもっとも大きなメリットとなる部分を1つに絞り、チラシに掲載します。
1つに絞るほうが複数掲載するよりもメッセージ性が強くなり、参加したいと思うきっかけ作りができます。
情報は詰め込みすぎず優先順位を付ける
チラシに記載する情報は、優先順位をつける必要があります。
チラシは瞬時に情報を把握できるように、明瞭に作成する必要があります。
また、掲載できる情報量には限りがあるため情報が網羅されていることよりも、取捨選択することが大切です。
イベント内容が分かる画像を用意する
チラシには文字だけではなく、イベント内容がわかる写真を掲載しましょう。
前回のイベントの様子が分かる写真や、なければイメージに近いものを用意します。
文字で記載するよりも画像を添えたほうが、最大限に魅力を伝えられるようになります。
講演会や音楽イベントなら出演者、見学会なら見学の対象となるもの、体験型のイベントなら前回の雰囲気が伝わる写真が候補となります。
画像があるとイベントのイメージがしやすくなり、参加へのハードルが低くなります。
詳細はイベントのHPやSNSと連動させる
イベントチラシの詳細は、イベントや主催者のWEBサイトやSNSと連動させるとよいでしょう。
チラシにQRコードを掲載しておけば簡単にアクセスでき、より詳細な情報を提供できます。
イベントの参加を検討している方は、チラシ以外にもより詳しい情報があると安心感が増して参加しようと思えるようになります。
申し込み方法・参加方法を明確に記載する
イベントに参加してもらうには、申し込み方法や参加方法を明記する必要があります。
イベント参加には「事前申し込みが必要なのか」、それとも「申し込みなく参加できるのか」、また申し込みが必要な場合はいつまでにどのように申し込みすればよいのかを具体的にわかりやすく記載します。
イベント自体に興味があっても、アクションを起こす際に不明点があると集客効果を低減させてしまうリスクがあるためです。
イベントチラシを作成する際の注意点
イベントチラシを作成する際に注意すべき内容を解説します。
日時・開催場所の情報に誤りがないか確認する
イベントチラシでもっとも重要となるのは、開催日時や場所についての情報です。
この内容に誤りがあれば、わざわざ問い合わせが必要になったり、イベントに参加できなかったりする事態も考えられます。
イベントに参加するための必要最低限の情報に誤りがないか、入念にチェックしましょう。
デザインやキャッチコピーの著作権に注意する
チラシのデザインやキャッチコピーなどは、著作権法にふれる恐れがあるため注意が必要です。
チラシデザインのテンプレートを提供しているサイトはたくさんありますが、それぞれ利用条件が異なります。
商用利用不可となっているデザインをチラシに利用して配布した場合、テンプレートのサイト運営側から指摘を受け、トラブルになる可能性があります。キャッチコピーは短いフレーズや、日常的に使用される内容であれば問題になるリスクは低いでしょう。
しかし、長くて独創的なフレーズをそのままコピーすると著作権を侵害する恐れがあります。チラシのデザインやキャッチコピーにも著作権があることを留意したうえでイベントチラシを作成しましょう。
告知期間に気を付ける
イベントチラシの告知期間を意識して作成することが大切です。
イベントの告知期間がギリギリになると、「参加したくてもすでに予定が埋まっている」ということになりかねません。
また、告知があまりに早すぎる場合も行動に移さないまま忘れられてしまいます。
告知期間は、イベントの1か月前までが最低のラインです。チラシ作成に余裕があれば、2か月前から告知できるとよいでしょう。
イベントチラシの設置・配布におすすめの場所
イベントチラシを作成したけれど、どうやって配布すればよいのか悩んでしまうものです。
ここではイベントチラシの設置や配布におすすめの場所を紹介します。
ポスティング
ポスティングは、エリアを指定してご家庭のポストにチラシを投函する方法です。
指定できるのは配布するエリアだけではなく、マンションか戸建てなど建物の指定も可能です。
そのため、イベント会場周辺の住民や、単身世帯かファミリー世帯など、ある程度ターゲット層を絞ってチラシを配布できる点がメリットです。
近隣の駅で配布する
イベント会場の最寄りの駅や、電車で来られそうな範囲内の駅でチラシを配布することもイベントの集客につながります。
実際に手渡しする人を選別できるため、ターゲットの絞り込みができる点がメリットです。
仕事をしている世代がターゲットであれば通勤や帰宅の時間帯、ファミリー層がターゲットであれば休日など、配布するタイミングを変えてターゲットの通行が多いタイミングを狙うことも可能です。
ただし、駅や周辺の道路でチラシ配布を行う場合、駅員や所轄の警察署に許可を得る必要があるため、事前に確認しておきましょう。
ポ教育機関で配布する
教育機関で配布するのもターゲットにアプローチしやすい方法です。
学生がターゲットの場合、教育機関は効果的です。
とくに就職支援や教育関係などの情報を提供するイベントの場合は、学校側からも受け入れてもらいやすいでしょう。
教育機関の場合は利用者の数が把握しやすいため、用意するチラシの部数も明確になります。
商業施設に設置する
商業施設にイベントチラシを設置することもおすすめの方法です。商業施設は、多くの方が訪れます。
商業施設はファミリー世帯や若い世代、シニアなどがそれぞれ集まりやすい施設でもあるため、イベントのターゲット層とマッチする商業施設に設置することで、集客につながりやすくなります。
チラシを設置しておくと、必要な人だけが手に取ってくれるため、コストを抑えられる点でもメリットになるでしょう。
また、チラシを設置していると通行人の目に入るため、ポスターや看板のような宣伝効果も得られます。
ただし、チラシを設置する際は事前に施設の管理者から許可をとりましょう。
イベントチラシは「パンフレット制作王国」へおまかせ
集客につながるようなチラシの作成と配布方法には、いくつかのポイントがあります。
社内で作成して印刷できる場合はコストを抑えられますが、著作権など注意点を把握する必要もあるため、チラシ作成のプロに依頼してみてはいかがでしょうか。
「パンフレット制作王国」では、完全にオリジナルのデザインでのチラシ作成が可能です。お客様にヒアリングを行い、イベントの集客につながるようなチラシ作成を手がけております。イベントチラシは「パンフレット制作王国」にご相談ください。
愛知県名古屋市の会社案内・パンフレット制作・カタログ制作・チラシ制作
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