会報誌を作るときのポイント!【社内報・広報誌との違いは?】
2021.09.24
こんにちは、パンフレット王国の河合です!
現在会報誌をつくろうとお考え中の方や、いま発行している会報誌をより良いものにしたいとお悩み中の方はいらっしゃいませんか?
今回はそんなお悩みを解決するために、
「そもそも会報誌とは?」「何のために作るの?」などの初歩的な疑問から、
会報誌作成時のポイントまでご紹介いたします!
またよく間違われやすい社内報・広報誌との違いについても簡単に触れていきたいと思います!
1.会報誌とは?
会報誌とは、何かしらの会に所属する人に向けて発行する小冊子です。
企業や学校、行政などの様々な団体・組織が定期的に発行して情報を発信しています。
定期的に発行することで、一人一人の会員との関係を維持し、深め、読者との距離を縮めることができるツールです。
社内報・広報誌との違い
会社が発行する小冊子の中で、会報誌とよく間違えやすいものが社内報・広報誌です。
これらの違いは、「誰に伝えるのか」「読み手に何を伝えたいのか」という2つのポイントが鍵になります。
会報誌は前述した通りなので、社内報と広報誌について簡単にご説明致します。
◎社内報
社員やその家族を対象とした、社内広報用の小冊子
社内コミュニケーションの活性化や社員のモチベーション向上につながるような内容が掲載されているものが一般的です。
社内報の役割や制作手順などについてまとめた記事を前回だしました!→記事はコチラ![社内報は必要?]
◎広報誌
不特定多数の読者を対象とした、社外広報用の小冊子
企業や団体・組織が、自分たちが行っている活動や社会貢献の取り組みなどを宣伝することが目的のものが多いです。
ニュースレターといって、読者にメリットの多い情報を掲載して、定期的に顧客との接点を獲得することを目的としたものもあります。
2.会報誌のメリット
会報誌は所属している人にしか配布されないので、作ることに意味があるのか疑問ですよね。
しかし効果的な会報誌をつくり、配布したことで得られるメリットは計り知れません。
メリットとしては以下の2つがあります。
①会員との関係を深めることが出来る
②ブランド力の強化
それぞれ詳しく見てみましょう。
①会員と関係を深めることが出来る
はじめに1でもお話しした通り、定期的に発行することで、希薄になりがちな会員との関係を維持し、深めることが出来ます。顧客に継続して商品を購入してもらえるかどうかは、企業の存続に関わってきます。
例えば、会報誌以外にも顧客との関係を維持するためにDMやチラシを配布する方法があります。
しかし会報誌は、厳選された情報を豊富に掲載することが出来るので、優良顧客を増やす効果が期待できます。
また学校や行政などでも、関係者のもとに有益な情報を届けることで信頼関係が生まれ、会の運営を円滑にすることが期待できます。
普段は会員と直接顔を合わせる機会も少ないことでしょう。
そこで会報誌を通して、積極的なコミュニケーションを図っていきましょう!
→DMについての記事はコチラ![効果的なDMの作り方]
→チラシ制作時のポイントについてはコチラ![集客できるチラシデザインとは?]
②ブランド力の強化
会員に「この会に入っていて良かった」と思ってもらうには、その会自自体のブランド力が必要です。
綿密に企画された会報誌は、企業・商品・サービス・学校などにおいて、競合との差別化やブランディングを進める力があります。
例えば、大学のブランドは、在校生の活動だけでなく、卒業した先に見える将来像や教授陣の研究成果で決まります。特集コーナーとして、第一線で活躍する卒業生や教授へのインタビューを掲載し、その大学らしさが伝わるような会報誌がお勧めです。
また高級感をブランド力としたい旅行会社であれば、著名人によるエッセイやエッジのきいた大特集などを連載して、ラグジュアリーなブランドイメージを築くといいかもしれませんね。
3.制作のポイント
最後に会報誌を制作する時のポイントを6つ、簡単にご紹介いたします!
この6つのポイントをおさえれば、質の高い会報誌が完成すること間違いなしです!
Point1. 目的や課題を明確にする
Point2. 2つの目線から考える
Point3. 個性を出す
Point4. 読みやすさを意識する
Point5. 費用対効果を考える
Point6. 読者の声を載せる
Point1. 目的や課題を明確にする
まずはじめに企画の段階で、会報誌のコンセプト・誰に伝えたいのか・どのような情報を伝えるかという3点を明確にしておきましょう。
そうすることで、軸のしっかりとした会報誌が作成できます。
また商品を扱う企業であれば、購入歴の長さや購入単価で顧客を絞り込むことで、より具体的な方向性が見えてくることでしょう。
Point2. 2つの目線から考える
発信者目線と読者目線の2つの目線から考えるようにしましょう。
会報誌は宣伝や押し売りが目的ではありません。
会員(読者)との関係を深めるという会報誌の意義を忘れずに、読者目線の企画を立案するよう心掛けましょう。
ただし、読者目線と言っても会報誌を単なる読み物にしてしまっては、発信者側の目的を達成することはできません。
読者が求めている情報を発信者のフィルターを通して提供することが出来ると、会報誌の作成はファンづくりにつながっていくでしょう。
Point3. 個性を出す
メリットの項目でもお伝えしたように、会報誌には企業などをブランディングする力があります。
伝えたいブランドイメージに合わせて、組織の個性を十分に伝えることのできるテーマを選びましょう。
ブランディングには、取材や写真の取り入れ方が重要です。
【2-②】の時の大学の例では、しっかりとした取材を行って文章で正確に説明することが求められます。
反対に、旅行会社の例では、ラグジュアリーなイメージは写真で表現すると効果的です。
Point4. 読みやすさを意識する
読まれる会報誌というのは、やはりキャッチコピーが重要です。
読み手の心理を理解しながらコピーライティングを考え、最初に目に飛び込むキャッチコピーで読み手の心を掴みましょう!
またデザインやレイアウトも会報誌の読みやすさを左右するので、ブランドイメージや読者の年齢に合わせて構成を考えることが大切です。
Point5. 費用対効果を考える
ブランドコンセプトに沿った様々な話題を取り入れることで、会報誌を充実させることができます。
しかし同時に費用対効果を考えなければなりません。
会報誌をつくるとき予算は無限ではありません。
限られた予算の中で、ターゲットとなる読者を見据えて情報の取捨選択を行いましょう!
Point6. 読者の声を載せる
一方的な情報伝達では信頼関係は生まれません。
読者との会話のキャッチボールがあってこそ、発信者と読者との間に信頼関係が生まれます。
例えば、企画の中に読者へのインタビューや読者からの投稿を取り上げるコーナーを掲載すれば、その会報誌は読者に寄り添った魅力的な内容になります。
またそうした読者の生の声を組織内で共有することで、組織全体の活性化にもつながります。
まとめ
会報誌は読んでもらえることが大前提です。
せっかく予算をかけて制作しても、読んでもらえなければ無駄になってしまいます。
6つの制作ポイントを活かして、読者との絆を深められるような会報誌を作り上げてください!
プラスして組織のブランディングも視野に入れて制作することが出来るのが理想的ですね。
弊社では、会報誌の制作を承ります!
また記事の中にでてきた、社内報や広報誌、その他パンフレット・チラシ・会社案内などの印刷物も制作致します。印刷料金のご相談など、お見積りだけでも構いませんので、お気軽にお電話ください!
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